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by johandoesakajd
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闇と病み(子供向けの話で退屈mode全開だぜ、ベイベー) それにしてもタイトル長ッ!

alienationと言うべきか
isolationと言うべきか




我々人間が作り出す社会には闇があります。

さて、真面目な事を書きます。
読みたくない人はこれ以上読む必要はありません。
売買、もとい、バイバ~イと言ってPCの電源を根こそぎ切って下さい。








先日、私は新聞のある記事に目が止まりました。
小学生だったか中学生の多数が

「人、あるいは生物は死んでも生き返ると思っている」

と言う
にわかには信じ難い記事です。

学力低下も叫ばれています。

学力以前の問題で『心』の教育が進んでいないように思います。

日本では最近、連日のように殺人事件が起こっています。
これは闇に潜む病みです。 (病み: 読み方-->やみ)
その闇に潜む病みは、人体で言う所の癌細胞のようなもので
色んな所に転移しているのだと私は思うのです。

最初に書いたa云々、i云々(typeするのが面倒なだけ)にも一因があると思います。
昔は人々の間に「~してはならぬ」と言う暗黙の了解がありました。

殺してはならぬ、犯してはならぬ、盗んではならぬ、と言うような掟。
それらの思想は地域等と密着していて、誰かに迷惑をかけない為
また、自分も心地よく暮らす為の物であったように思います。

しかし、物や人で溢れ変える今日の日本は
何かを置き去りにして来たのだと思います。

それは個人の心の潤いです。

人は脆くできており、ある時はガラスのように砕けます。
あるいは、乾いた土のようです。
潤いが足りずに粉々に砕けます。

心もこれまた然りです。

それなのに、街行く人は自分の事なんか知ったこっちゃない雰囲気で無表情に歩き出す。
かく言う自分も人の事なんて知らない振りをして歩き出す。

こうして生まれた疎外感は、かつて地域にあった大切な思想を鈍らせ
個人の目を曇らせているのではないかと私は思うのです。


すこし話が反れましたね。
元に戻しましょう。 よっこいしょ。

今の子供達はそんなに現実から離れた世界で生きているのでしょうか?
虫や動物が死んでいくのを見た事は無いのでしょうか?

それなら現実、このリアルな世界で試してみたらいいでしょう。
簡単な話です。


リセットボタンはどこにありますか?

タイムボタンはどこにありますか?

そんな物はどこを探しても無いんですよ。


人を刺したいなら、その前に考えて見なさい。
自分の指先を切ってみなさい。(実際にやって怪我しても私は責任取りません。)

赤い血が流れ、あなた達は痛みを感じるでしょう。
あなた達が憎む彼、もしくは彼女もその「痛み」を感じるのです。

殺してしまってからリセットボタンを探しても遅いのです。
あなた達に憎しみを消せとは言いません。

大人達も汚い憎しみと言う泥に塗れて戦争していますから。

でも、そんな大人達になる前に
あなた達にできる事があります。

人の痛みを知る事です。
憎しみが和らぐには時間がかかります。
人を殺すのは瞬間です。
大して時間はかかりません。

あなた達が人を殺した時、
あなたは一番負けてはいけない敵に負けたのです。

殺したかった相手を殺せたのはいいでしょう。
あなた達の目的は達成されました。

さて、一番負けてはいけない敵とは誰だと思いますか?
それは

「自分自身」と言う
最も強く最も見え難い敵です。


人に負けてもいい。

自分に負けるな。

死んでいったあの人は
もう生き返らずに
冷たくなっていくのだから。

by johandoesakajd | 2004-12-18 02:51 | たまには真面目にやるんだね・・